幼児向け飲料・キッズメニューで社会貢献!企業の支援活動とは?


世界各国で、ワクチンがないために命を落とす子どもたち
日本で、家族と遠く離れて入院生活を送る子どもたち
普段の生活の中で、私たちがおいしく食べて飲むだけで、このような子どもたちへの支援活動を応援することができます。
今回は、支援活動を行っている企業の一例を紹介しています。

飲むだけで社会貢献

いつもの買い物で、対象商品を購入するだけで、子どもたちへのワクチン接種の支援活動を応援することができるプロジェクトがあります。

世界の赤ちゃんにワクチンを

ミルクや離乳食などで有名な「WAKODO(和光堂)」では、対象商品の売上の一部を「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)※」に寄付する活動を行っています。
対象期間は2021年1月から12月までと設定されていますが、プロジェクトは13年目を迎えています。
対象商品は、和光堂の「ベビーのじかん」全品「赤ちゃんの十六茶」です。

「ベビーのじかん」シリーズのむぎ茶とほうじ茶は1か月頃から、アクアライトは3か月頃から、「赤ちゃんの十六茶」は7か月頃から飲むことができ、「赤ちゃんの純水」は調乳にも適した加熱殺菌済みの水※です。
※調乳方法は、粉ミルクに記載された調乳方法に従って使用しましょう。
参照:アサヒグループ食品和光堂

※JCVの活動

JCVは、UNICEFと連携して、子どもたちにワクチンを届ける活動をしています。
1日4,000人(20秒に1人)の赤ちゃんや子どもたちが、ワクチンがないことで亡くなっているという現状を改善するため、集めた寄付をUNICEFと連携して、ワクチンや関連機器に換え、ワクチンを必要とする子どもたちへ届ける活動を行っています。

例として、ポリオワクチンは約20円と安価なことから、少額と思われる寄付であっても、子どもたちを救うことができます。
JCVへの支援活動に参加する方法は、遺言による寄付(遺贈)、相続された財産からの寄付、切手や書き損じ官製はがきの回収による寄付、不要となった身の回りの品(貴金属・ジュエリー・本・ゲーム・ファッションアイテムなど)を集め、企業を通して寄付する方法など、様々な方法があります。
なかでも、ペットボトルキャップの回収は、すぐに始められる活動の1つです。
キャップ ペットボトル
飲み終わった後のペットボトルキャップを集め、回収業者に引き取ってもらうだけです。
集められたペットボトルキャップは、回収業者に買い取られ、その買取金額の一部がJCVへ寄付され、回収されたペットボトルキャップは、プラスチックのリサイクル資源に生まれ変わります。
「ペットボトルキャップ回収業者一覧」から、回収ボックスを設置しているスーパーマーケットや百貨店、または回収業者を検索することができます。
参照:認定NPO法人世界の子どもにワクチンを 日本委員会

食べるだけで社会貢献

サイドメニューがポテト以外にも、えだまめコーンやヨーグルト、サラダが選べるようになったり、不要となったオマケのおもちゃのリサイクル回収など、何かと話題が多いマクドナルドのお子様向けメニュー。
特別な日に食べたり、募金付きクーポンを使用することで、気軽に寄付に参加できます。

マックハッピーデー

「マックハッピーデー」とは、世界各国のマクドナルドで行われているグローバルチャリティ活動です。
日本では、「マックハッピーデー」に設定された日にハッピーセットを購入すると、1つ購入につき50円がマクドナルドから「ドナルド・マクドナルド・ハウス」へ寄付する活動が行われています。
「ドナルド・マクドナルド・ハウス」とは、家から離れた病院に入院している子どもと家族の滞在施設です。
昨年(2020年)の4回目となる「マックハッピーデー」は11月8日に実施されました。
マックハッピーデーチャリティキャンペーン期間(11月1日〜11月30日)の募金と日本マクドナルド(株)およびマクドナルドフランチャイズ法人からの寄付も合わせ、募金総額は62,614,993円になったことが発表されています。
このマックハッピーデーの他にも、専用アプリなどを通して「募金付きクーポン」を使用して該当商品を購入することで、ドナルド・マクドナルド・ハウス財団へ寄付することもできます。
参照:日本マクドナルドホールディングス ドナルド・マクドナルド・ハウス支援

まとめ

買い物やメニュー選びで、どれにするか悩んだときは、子どもたちへの支援活動を応援できる商品も検討してみましょう。
近年、世界各国のメディアや企業で取り上げられている「持続可能な開発目標(SDGs)」の“誰一人取り残さない”という理念はよく耳にするものの、具体的にはどんなことをすればいいのか、普段の日常生活でふと考えるような出来事は、あまりないかもしれません。
買い物や食事といった身近なところから、未来を見据えた社会の在り方について親子で考えてみましょう。

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