水分補給アイテムとして、自宅で麦茶を作っている方多いですよね。
夏の麦茶づくりはやかんで煮出しても、水出しでも菌が繁殖しやすく、危険がいっぱいです。
今回は自宅で麦茶を作っている方へ向けて、煮出した場合・水出しの場合それぞれの注意点をまとめました。
煮出して作るときの注意点
煮出して麦茶を作るメリットは、短時間でできること、水を沸騰させるので殺菌効果が期待できることなどがあります。
そんな麦茶を煮出して作る場合の注意点は2つ。
煮出しすぎに注意
短時間で煮出すことができるメリットがある一方、煮出しすぎると苦味がでてしまいます。
パッケージにかかれている煮出し時間を目安に作るようにしましょう。
素早く粗熱をとる
やかんで煮出した後、常温に置いたまま粗熱が取れるのを待っていませんか?
冷ましている時間が長ければ長いほど、雑菌が増えやすくなります。
といって、熱いままの麦茶を冷蔵庫に入れるとほかの食品が傷んでしまいます。
素早く粗熱を取る方法としては、水を張ったボウルに保冷剤を入れてやかんごと冷やす・冷水ポットに氷を入れて冷やすと良いです。
水出しで作るときの注意点
水出し麦茶の最大のメリットは、「容器に水とティーバッグを入れて冷やすだけ」と手間がかからないことですよね。
そんな水出し麦茶の注意点は2つ。
水の種類
日本の水道水はそのまま飲んでも問題ないですが、消毒のための塩素のにおいが気になる方もいるかもしれません。
水道水を使うのに抵抗がある方は、浄水器を通した水やミネラルウォーターなどを使うと良いです。
ただし、ミネラルウォーターで作った水出し麦茶は、水自体に消毒成分がないので、常温に置いておくと菌が繁殖しやすくなります。
必ずすぐに冷蔵庫に入れましょう。
また、赤ちゃんに水出し麦茶を飲ませるときは、水道水をあらかじめ煮沸したもの・赤ちゃんも飲めるミネラルウォーターを使って麦茶を作るようにしてください。
麦茶パックを取り出すタイミング
水出しして麦茶が出来上がったら、速やかに麦茶パックを取り出しましょう。
入れっぱなしにしておくと、味が濃くなるだけでなく、でんぷん質が多く出てしまい傷みやすくなります。
そして、麦茶パックを取り出すときに素手で触ると雑菌が入ってしまうことも。
清潔な箸やトングを使うようにしましょう。
まとめ
ペットボトルの麦茶の場合、直接口をつけて飲んだり、開封後常温で保管すると、菌が侵入・増殖し傷みやすくなります。
ちなみに大容量で売られていることが多い麦茶パックは、湿気や空気中の酸素から守るために、開封したら密閉できる容器や袋に移し替えて保存するのがおすすめです。
夏の間は麦茶を切らすことなく、冷蔵庫に常備しておきたいですよね。
ぜひ麦茶のパッケージにかかれている作り方と今回の注意点を参考にして、美味しい麦茶を作ってくださいね。
生まれも育ちも九州。数年前に千葉に引っ越してきて、子育ても始めました。
5歳娘を自己肯定感の高い子にするために、日々勉強中です。
趣味はポイ活。