3/16に政府から発表された「低所得の子育て世帯を支援する特別給付金」について解説します。
低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金
「低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金」は、新型コロナウィルス感染症の影響が長期化している中で、低所得のひとり親・ふたり親子育て世帯に対し生活の支援を行う観点で支給されます。
児童一人当たり一律5万円が支給されます。
参照:厚生労働省「低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金(仮称)」
支給対象者
今回の給付金の支給対象となる方は2パターンです。
- 児童扶養手当受給者等(低所得のひとり親世帯)
- 1以外の住民税非課税の子育て世帯(その他低所得の子育て世帯)
対象となる児童は、18歳に達する日以後の最初の3月31日までにある児童(障害児の場合は20歳未満)です。
児童扶養手当とは、父母の離婚などにより、父または母の一方からしか養育を受けられないひとり親家庭などの児童のために、地方自治体から支給される手当のことです。
支給までのスケジュール
特別給付金はまだいつ支給されるかなどの具体的スケジュールは決まっていないようです。
申請の有無は児童扶養手当受給者かどうかで異なります。
低所得のひとり親世帯
迅速な支給を実現するため、児童扶養手当受給者は支給情報をもとに、可能な限り早期に支給予定です。
申請は不要ですが、直近で収入が減少した世帯等についても、申請に基づき支給されます。
その他低所得の子育て世帯
今後、具体的な制度設計を行い、直近の所得情報の判明以降可能な限り早期に、申請に基づき支給される予定です。
低所得子育て世帯生活支援特別給付金に関するSNS上の反応
「低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金」支給決定のニュースが流れてからのSNS上に寄せられた反応を紹介します。
全世帯一律給付ではなく、低所得世帯のみに限定した支給であることから、悪印象のものばかりでした。
低所得子育て世代のみ支給とのことですが、我が家みたいに夫婦で頑張って共働きして低所得にならないよう努力しているが、子どもが多いので生活は豊かではない家庭もあります。
変に限定すると、不公平感しか残らないので、一律にしてほしいです。
引用:Twitter
税金を払えないほど困窮する世帯への現金給付に異論はありませんが、税金を払えない世帯に現金給付で、苦しくても懸命に働いて税金を納める世帯は給付なし…というのは理不尽なので、やはり一律給付がスピード的にも公平さでも最適だと思います。
引用:Twitter
まとめ
これまで2回ひとり親世帯への臨時給付金を支給していました。
政府は「再給付はない」と言っていましたが、今回はひとり親世帯や住民税非課税のふたり親世帯へ支給をすることを決定しました。
コロナウィルスの影響が長期化していて、生活が困窮している家庭は増えていますよね。
世論は限定的な給付金支給に否定的な意見が多かったのが印象的でした。
生まれも育ちも九州。数年前に千葉に引っ越してきて、子育ても始めました。
5歳娘を自己肯定感の高い子にするために、日々勉強中です。
趣味はポイ活。