今回は、我が子(5歳男児)の睡眠時無呼吸症候群検査の体験談です。
そういえば、うちの子いつもいびきかいてる。
風邪気味でもないのに、鼻が詰まって口呼吸が多い。
そんなお子さんをお持ちのママさん、ぜひこの記事を読んでみてください。
大人だけじゃない、睡眠時無呼吸症候群
近年、大人の睡眠時無呼吸症候群はそれなりに知名度が上がってきていますが、
子どもにも当てはまる場合があるのをご存じでしょうか?
基準は子どもの方が厳しい
原因
原因としては小児では扁桃やアデノイドの肥大、アレルギー性鼻炎、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)など耳鼻咽喉科に関係する病気である場合がほとんどです。特に、扁桃肥大、アデノイド肥大は小児のいびき、睡眠時無呼吸症候群の原因として多いことが知られています。
引用:医療法人 川嵜耳鼻咽喉科HPより
また、肥満などで気道が狭窄していたり、呼吸器の筋能力未発達等も原因の一つとして挙げられています。
我が子はアデノイド肥大で自宅検査が必要に
かかりつけの耳鼻科で内視鏡検査を行うと、アデノイドと呼ばれる器官が平均よりも大きく、
気道の7割程度をふさいでしまっているような状態でした。
そこで、具体的にどの程度悪影響が出ているか数値計測することに。
具体的には、睡眠中の呼吸やいびき、心拍などを一晩モニターします。
その数値がひどければ、手術でアデノイドを摘出するという治療方法を勧めますと医師には言われました。
この手術を受けるとなると、全身麻酔で数日~1週間程度入院することになります。
自宅検査の流れ
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- 耳鼻科で検査日を決定
- そのまま検査キット受け取り日時を設定
- 検査キットは宅配便で自宅受け取り
- 受け取った晩に装置を身に着けて一晩就寝
- 翌朝、装置を丸ごと送られてきた箱に収納
- 同封されていた返送伝票で3日以内に発送
- 1ヶ月後を目やすにかかりつけ耳鼻科で検査結果を確認
こうして文字にして並べると非常に手軽な検査でしたが、
「受け取った晩に装置を身に着けて一晩就寝」するのに少し苦労しました。
装置が外れないように一晩中監視
我が子が寝返りを打つたびに、鼻の下にあるエアフロ―センサーや、
指先のパルスオキシメーターが外れていないか、ズレていないかを
一晩中チェックする必要がありました。
なので、夫が仕事休みの土曜日の夜に検査日を設定し、
一晩を前後半に分けて夫と交代でモニターしました。
結果は、様子見に。
検査から1ヶ月後、耳鼻科へ結果を聞きに行きました。
手術するまでの悪い数値は出ていないとのことで、
今回は、身体の成長とともにアデノイドが小さくなるのを待ってみましょうとのお話でした。
引き続きいびきや体調の変化を注視していきます
結局、今すぐにできる対処法はないということで、
今も彼は大きないびきをかきながら寝ていて、寝不足感は否めません。
早く身体よ、大きくなってくれ~と願うばかりです。
たかがいびき、されどいびき。
アデノイド摘出手術の選択肢も捨てずに、引き続き様子をよく観察していきたいと思います。
とにかくポジティブな夫と、8歳(娘)、6歳(息子①)、4歳(息子②)の3人の子宝と5人暮らし。
「死に際の後悔を最小限にする生き方」を日々模索しています。
正解のない子育てにおいては特に「本当にアレでよかったのか?」と自問自答する毎日ですが、家族の笑顔が第一目標です。
第一子を出産後、親戚も友達もいない地での最初の子育ては非常に孤独なものでした。
自分の周りに“母親”はたくさんいるし、いたはずなのに、この孤独について教わる機会がなかったのです。
私の記事を読んでくださったママだけでも、読んでくださっているこの瞬間だけでも、この孤独から解放されますように。