成長痛と聞くと、小学生~中学生の身長がグッと伸びる時期にあるものと思っていた私。
年中組の息子が足首を痛がっても最初は何が原因で、どう対処すればいいのかわかりませんでした。
痛みで夜中に泣き叫びながら起きてくる
長男が3歳を過ぎたころ、急に夜中に泣きわめきながら起きるように。
どうも足首が痛いと泣いているようで、最初はケガを疑いましたが、見た目は何ともなく原因不明。
30分ほど患部をさすっていると、静かにスーッとまた入眠してそのまま朝までぐっすり。
頻度が高い時は、週に2晩ほどそうやって泣くようになりました。
翌朝になると何ともない様子で幼稚園に登園し、園でも元気に走り回っているようで、痛がるのは夜中だけ。
病院が開いている時間帯には症状が出ないので、受診もしませんでした。
「子ども 足首 痛み 夜中」と検索するとどうも「成長痛」というのが怪しい。
心因性の面もあるから、優しくさすってあげるだけで痛みが引く場合があるというので
実践してみても「もっと強く~!!!」と怒られるだけで効果無し。
本人の望むままに「こんなに強くして大丈夫かしら」と少し不安になりながらもギュッと足首を握って、
息子が大人しくなるまで待つしかできませんでした。
実は3~5歳に多い成長痛
Q 成長痛というのはどんな痛みですか?
A 以下のような特徴を持つ痛みです。
•夕方から夜間に下肢(膝周囲が多い)の疼痛を訴える。
•痛みの程度は様々で泣くほど痛がることもある。
•さすってやったり抱っこしたりしていると痛みは改善して、
翌朝にはまったく痛みは訴えない。
•痛みは不定期に繰り返しおこる。
•3歳から小学低学年の小児によくみられる。
•保育所や幼稚園、学校などでの生活には支障はない。
引用:四国こどもとおとなの医療センターHPより
上記の症状は息子にピッタリ当てはまりました。
成長痛が起こりやすい年齢
幼児期(3歳)~児童期(12歳)あたりでみられ、特に3歳~5歳あたりは、「一次成長痛」として、足の痛みが現れやすい時期とされています。
有病率は、世界的に10~20%とされ、近年オーストラリアで行われた調査では、4~6歳児の約37%に「成長痛」が認められたと報告されています。
引用:いしがみ整形外科クリニックHPより
現在、6歳の長男と4歳の次男がそれぞれ1カ月に1回くらいの頻度で足首の痛みを訴えてきます。
時間帯は、決まって夕飯の最中~寝付くころですが、
就寝中に泣き叫ぶことはだいぶ減り、半年に1度くらいになりました。
いずれも翌朝になるとケロッとしていて、あまり覚えていない様子です。
日中よく運動した日は、その夜に成長痛を訴えることが多い気がします。
一晩過ぎてもまだ痛がる時は受診しよう
痛みの強さはあまり重視されず(特に子どもの場合、感じ方や表現に個人差があるため)、
痛みが継続している時間の長さが一つの目安になっているそう。
痛みを訴え始めてから一晩過ぎ、朝になってもまだ痛みが続くようであれば、
病院受診を考えたほうがよいかもしれませんね。
とにかくポジティブな夫と、8歳(娘)、6歳(息子①)、4歳(息子②)の3人の子宝と5人暮らし。
「死に際の後悔を最小限にする生き方」を日々模索しています。
正解のない子育てにおいては特に「本当にアレでよかったのか?」と自問自答する毎日ですが、家族の笑顔が第一目標です。
第一子を出産後、親戚も友達もいない地での最初の子育ては非常に孤独なものでした。
自分の周りに“母親”はたくさんいるし、いたはずなのに、この孤独について教わる機会がなかったのです。
私の記事を読んでくださったママだけでも、読んでくださっているこの瞬間だけでも、この孤独から解放されますように。