子どもの歯科矯正っていつから始めるべき?方法やクリニックはどうやって選べばいいの?
一例にはなりますが、我が家の体験談をご紹介します。
複数のクリニックに足を運んで比較検討
最初に長女の歯が抜けたのは6歳。
年長さんの秋なので、平均的な歯の生え変わりスピードの前提で話を進めますね。
定期歯科検診で通院していたかかりつけの歯科では対応できないと言われたのがきっかけで、
早めに矯正医院探しをスタートしました。
HP等で情報収集するのは当然のこと、
その中でも気になった3つのクリニックに足を運んでカウンセリングを受けたうえで
次の点を比較検討、本人ともよく相談して決定しました。
子どもに寄り添ってくれる雰囲気
歯科治療も含め、子どもの話を聞いて
歩幅を合わせてくれる方針を掲げている点が一番の決め手でした。
予約時間もほぼ正確で待たされることもほとんどなく、
キッズルームには大きな滑り台やボールプールなども用意されているので、
本人も付き添いの兄弟も待ち時間を楽しみにしていました。
自宅からのアクセス
どこの医院も、矯正終了までには最低1年半~3年ほどかかるとのことだったので
通いやすい立地も非常に重要でした。
週1~月1の頻度で定期通院する必要があったので、
通うのが苦にならない程度の距離で決めてよかったなと思います。
費用
小児矯正にかかる費用は約30万~50万とも言われ、
さらに歯が生えそろったタイミングで追加の矯正が必要になる可能性もゼロではありません。
我が家の場合は他の兄弟も矯正が必要になる可能性もありますから、無理のない範囲で負担できる費用感も大切でした。
採用したのは床矯正+口腔筋機能療法
長女が選んだのは床矯正と口周りの筋肉トレーニングを組み合わせた方法でした。
器具で少しずつ顎を広げる床矯正
子どもの顎の成長を促すための器具を上顎にはめて、
歯磨きの時間以外はつけっぱなしの期間を3~4か月過ごしました。
入れ歯の歯がないような形をしたプレートにネジが埋め込まれています。
毎晩そのネジを少しずつ回して広げて、
その少し広がったプレートを再び装着することで徐々に顎が広がっていく仕組みです。
学校でも器具をつけたまま過ごして給食も食べるので、
担任の先生にはその旨を最初に説明して、必要であれば配慮していただきました。
慣れないうちは発音しづらいとか、給食を食べるスピードが遅くなるといった
影響が出ていたように記憶しています。
歯並びに関係する筋トレも併用
歯並びに影響がある口周りの筋肉(舌や頬など)に加え、姿勢を正すための全身の筋肉トレーニングを毎日行います。
順調に進めばメニューは1ヶ月ごとに更新され、サボると翌月も同じメニューを行います。
このトレーニングは毎日10分~1時間程度かかるので、
様々な工夫をしながら子どもと親の二人三脚でやっていくしかありません。
小学校1年の夏休み明けから約2年で一区切り
1年生のゴールデンウィーク過ぎにクリニックと契約し、
並走してくれるトレーナーさんと相談して、新学期が始まる夏休み明けからスタートしました。
夏休みの間に心の準備をすることもできたようで、結果的に良いタイミングだったなと思います。
全ての永久歯に生え変わり終わる前ではありますが、
床矯正とトレーニングが一区切りついたのは、矯正開始から約2年後でした。
我が子ながら、本当によく最後まで頑張ったと思います。
見た目も改善、虫歯リスクも低減
子も親もそれなりに大変ではありましたが、
綺麗に並んだ歯を見るとやった甲斐はあったなと思います。
見た目だけの問題ではありません。
汚れが溜まりにくく歯も磨きやすいので虫歯リスクも大幅に下がったと実感しています。
お子さんの歯並びが気になる方は、一度カウンセリングにいかれてみてはいかがでしょうか。
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とにかくポジティブな夫と、8歳(娘)、6歳(息子①)、4歳(息子②)の3人の子宝と5人暮らし。
「死に際の後悔を最小限にする生き方」を日々模索しています。
正解のない子育てにおいては特に「本当にアレでよかったのか?」と自問自答する毎日ですが、家族の笑顔が第一目標です。
第一子を出産後、親戚も友達もいない地での最初の子育ては非常に孤独なものでした。
自分の周りに“母親”はたくさんいるし、いたはずなのに、この孤独について教わる機会がなかったのです。
私の記事を読んでくださったママだけでも、読んでくださっているこの瞬間だけでも、この孤独から解放されますように。