子どもの胃腸炎!慌てないための備え・対応方法まとめ!


肌寒い季節になってきて、感染性の胃腸炎が増えてきますよね。
日々コロナ対策でマスク着用、手洗い、消毒を徹底していても突然やってくるもの!
今回は感染性の胃腸炎について、前もって準備しておきたいものや対応方法をまとめました。

【子どもの胃腸炎】前もって準備しておくもの

嘔吐や下痢などは突然やってくるものですよね。
そんな時に慌てないために、前もって準備しておくと便利なものをまとめてみました。

前もって準備しておくもの

袋やカゴにまとめて入れておくと、いざというときにさっと取り出せるので便利です。

  • 使い捨て手袋・エプロン
  • マスク
  • 塩素系漂白剤(次亜塩素酸水)
  • キッチンペーパー・新聞紙

その他、冷蔵庫に経口補水液(OS-1など)を入れておくと水分補給に便利です。

消毒

ノロウイルスなど感染性胃腸炎には、アルコール消毒はほとんど効果がないと言われています。
(細菌性の胃腸炎はアルコール消毒が有効。)

参照:長野市「感染性胃腸炎の予防について」

【次亜塩素酸ナトリウムの作り方】

  1. ハイターなどの塩素系漂白剤を500mlのペットボトルキャップ2杯分(10ml)入れる。
  2. 同じペットボトルに水を入れて薄める
  3. 誤飲しないよう必ずラベルをつけ、作ったら最後まで使い切る

【消毒方法】
キッチンペーパーや布に次亜塩素酸ナトリウムを含ませて拭き取ります。
換気をすることを忘れずに!

また、絨毯のうえに吐いてしまったときは、85℃以上のアイロンで1分以上を目安に加熱すればOKです。

参考:佐久医師会「教えてドクター こどもの病気とおうちケア」

胃腸炎にかかってしまったら?

長野県佐久市の「佐久医師会」が制作した「教えてドクター こどもの病気とおうちケア」を参考に感染性胃腸炎にかかってしまったときの対処方法をまとめました。

受診の目安

  • 嘔吐症状が強く、半日以上水が飲めない
  • ぐったりしている
  • 水のような下痢が1日6回以上ある
  • 口やしたが乾き、涙が出ない
  • 尿の量が少ない
  • 血便が出た

その他、気になる症状があるときはかかりつけ医に連絡するようにしてください。

【ママライターがまとめた夜間や休日など、こどもの救急に関する情報はこちら】

嘔吐の処理

嘔吐の処理に便利なのが、その名も「ゲーゲーセット」。

参考:佐久医師会「教えてドクター こどもの病気とおうちケア」

まとめ

乾燥しやすくなる11月ごろから春先にかけてノロウイルスが流行しがちです。
春先ごろからはロタウイルスが乳幼児の中で流行しやすくなります。
コロナが落ち着いてきていますが、引き続き、手洗いうがいなど感染予防を頑張っていきましょう!

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