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ベッドガードで死亡事故も。対象年齢・注意点とは?


2017年にベッドガードで乳児が死亡した事故について、先月、乳児の両親がベッドガード製造メーカーを訴えるというニュースを目にした方も多いと思います。
今回は事故の詳細やベッドガードの正しい使い方をまとめています。

コンセントやテレビ台の角、引き出しなどあかちゃんの安全対策をまとめた記事はこちら

ベッドガードの死亡事故とは?

2017年、生後9か月の乳児がベッドガードとマットレスの間に挟まった状態で見つかり、その後死亡が確認されるという痛ましい事故がありました。

事故当時の状況

2017年8月、生後9か月の男児が寝室のベッド中央部付近で昼寝をしており、母親は寝入っていること・呼吸に問題がないことを確認して寝室を離れました。
しかし、約2時間半後、様子を見に行くとベッドガードとベッドマットとの間に身体が挟まっていて呼吸をしていませんでした。
すぐに119番通報したものの、同日死亡が確認されました。

参照:事故情報データバンクシステム

消費者庁による呼びかけ

消費者庁では「0~1歳児のベッドからの転落事故にご注意ください!」と時折注意喚起を促しています。

ベビーベッドや大人用ベッドからの転落事故やベッドガードでの死亡事故に関する事例や事故防止のポイントが紹介されています。

ベッドガードの正しい使い方

「大人用ベッドで子どもと一緒に寝たいけど、転落が怖い」と考えている方はベッドガードを検討したことあるかと思います。
しかし、実はあかちゃん向けの商品ではありません

対象年齢

ベッドガードのSG基準(一般財団法人製品安 全協会が定めた安全基準)では、生後18か月未満には使用しない旨の本体表示を義務付けています。

正しく使うには

ベッドガードでの死亡事故は、ベッドガードとマットレスの間のスキマにあかちゃんが挟まってしまったことで起きました。

ベッドガードには、取り付けや取り外しが簡単な「差し込みタイプ」と「ベルトで固定タイプ」の2種類があります。

自宅にあるベッドやマットレスの高さや厚さをきちんと測ったうえで、その範囲内で利用できるベッドガードを選ぶ必要があります。

例えばある商品では、

  • ベッドの内側の長さ190cm以上
  • 床からマットレス上面までの高さが60cmまで
  • マットレスの厚さは12cm~25cmまで

というように使用できるベッドの条件が明示されています。

そして使用前に必ず取扱説明書をよく読み、事故が起きないよう確認の上、使用するようにしましょう。

我が家のベッド・布団事情&まとめ

我が家では、寝返りやずりばいを始めるまでベッド横にくっつけたベビーベッドで寝かせていましたが、寝返りを打つようになってからはベッドではなくマットレスを直に敷いて寝るようにしています。
転落防止のためにベッドガードの使用も検討しましたが、対象年齢に達してないことを知り購入することはありませんでした。

こどもの寝相の悪さにはびっくり。
現在は、ダブルサイズのマットレスを私と娘(2歳)で使っていますが、気づけばマットレスのいたるところで寝ています。
時には床で寝ていることも…(マットレスの高さは低いので、本人は気づかず寝ています。)

寝ている間は本当に何があるかわからないので、最悪の事態を想定しながら、安心して眠れる環境づくりを作りましょう。

あかちゃんVS家じゅうの安全対策についてはこちら