小学校に入って、幼稚園時代とは大きく異なることで戸惑ったことについて、
前回は生活面に絞って体験談としてお話ししました。
今回は、学習面に絞って話を進めていきたいと思います。
―生活編―をまだご覧でない方はこちらもあわせて読んでみてください。
宿題の習慣づけは親子で協力
小学校生活が始まると、毎日の宿題が欠かせない習慣となり、親子で取り組む時間が増えました。
毎日の宿題はとにかく習慣化
幼稚園や保育園では遊びを通して学ぶことが多かったのに対し、小学校では勉強が本格的に始まります。
毎日出される宿題に戸惑う子どもも多く、「やりたくない!」とぐずることもしばしば。
特に最初は大変だと思いますが、声かけできっかけを与え、机に向かう習慣をつけることが大切です。
宿題の管理も日々の声かけで乗り越える
小学校の宿題は日によって量や内容が異なり、特に最初のうちは子どもが自分で管理するのは難しいことも。
「今日は宿題ある?」と確認し、終わった宿題はすぐにランドセルにしまう習慣をつけることで、
宿題忘れも減って少しずつ自信をもって自分で宿題に取り組めるようになっていきました。
授業の進み方が速い
カリキュラムに沿って授業ごとにテンポよく進むため、
集中力を維持しながら新しい内容を理解する必要があり、これまた新たな挑戦となります。
授業についていくのが大変
幼稚園ではじっくり学ぶ時間が多かったのに対し、小学校では国語や算数など複数の教科を学びます。
ひらがな・カタカナの読み書きや、足し算・引き算など、基礎学習のスピードが速く、
子ども自身がついていけていないと自覚することすら難しいことも。
家庭でのフォローが必要になるかも
授業で理解できなかったことがあっても、個別にじっくりフォローしてもらえるとは限りません。
「授業がつまらない」といった内容の発言が子どもからあった場合は要注意。
家で「今日は何を習った?」と話を聞いたり、一緒に教科書を見返したりして定期的に確認できると安心ですね。
テストや成績の概念に触れる
小学校に入ってからの大きな変化として、テストや成績等の「評価」が日常の一部となることも挙げられます。
「できた」「できない」が明確になる
幼稚園では「楽しみながら学ぶ」ことが中心でしたが、
小学校ではテストが導入され、点数で評価されるようになります。
「テストで100点だった!」と喜んだり、「間違えちゃった…」と一喜一憂する子がほとんどだと思います。
親も一緒になって落ち込みすぎないように気をつけていました。
前向きな声かけで苦手意識を回避
テストの点数や成績を気にしすぎると、子どもが「勉強は苦手」と思い込んでしまうことも。
良い点数が取れたときは「頑張ったね!」と褒めることはもちろん、
間違えたときこそ「次はここを頑張ろう!」と前向きな声かけを意識すると、学習への意欲につながりました。
おわりに
小学校の学習スタイルに慣れるまで、親子ともに試行錯誤の日々が続きます。
最初は戸惑うことも多いですが、少しずつ学校のペースに慣れていけば、
「勉強すること」が当たり前の生活になっていきます。
親も焦らず、子どものペースに寄り添いながら、小学校生活をサポートしていけたらいいですね!

とにかくポジティブな夫と、8歳(娘)、6歳(息子①)、4歳(息子②)の3人の子宝と5人暮らし。
「死に際の後悔を最小限にする生き方」を日々模索しています。
正解のない子育てにおいては特に「本当にアレでよかったのか?」と自問自答する毎日ですが、家族の笑顔が第一目標です。
第一子を出産後、親戚も友達もいない地での最初の子育ては非常に孤独なものでした。
自分の周りに“母親”はたくさんいるし、いたはずなのに、この孤独について教わる機会がなかったのです。
私の記事を読んでくださったママだけでも、読んでくださっているこの瞬間だけでも、この孤独から解放されますように。