せっかくの外食やお出かけなのに、子どもが突然泣き叫んだり、床に寝転んで動かなくなったり…。
そんな“かんしゃく”に、どう対応したらいいの?と悩むママ・パパは多いものです。
我が家の2歳児も、思い通りにならないと「イヤ!」「やだやだ!」と大騒ぎでした。でも、外出前のひと工夫や“安心できる持ち物”を準備しておくことで、かんしゃくをぐっと減らすことができました。
今回は、そんな経験から見えてきた“外出中のかんしゃくを防ぐ準備リスト”を紹介します。
目次
お出かけ先で起こりやすいかんしゃくの原因
赤ちゃんや1歳ごろの子どもは、言葉で気持ちを伝えることがまだ難しいため、「眠い」「疲れた」「思い通りにならない」などの不快感を“泣く・暴れる”という形で表します。
特に外出先では、周囲の音や人の多さ、普段と違う環境に緊張することも。楽しく遊んでいるように見えても、大人が思う以上に、お外は子どもにとって刺激が多く疲れる場なのです。
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出発前にできる!かんしゃくを防ぐ3つの準備
空腹・眠気を避けるスケジュールにする
外出や食事の時間を、子どもの生活リズムに合わせて設定しましょう。
眠い時間帯や食事前のタイミングは、ぐずりやすさの大きな要因になります。
“これから何をするか”を伝えて安心させる
短い言葉で「ごはん食べてからお店に行こうね」など、行動の流れを伝えることで、見通しが立ちやすくなります。
気をそらすためのおもちゃなどを持っていく
お気に入りのおもちゃや初めて見るシールなど、次の項目の「持ち物リスト」にあるようなグッズを用意しておくと心強いです。
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お出かけ中のかんしゃく対策の持ち物リスト

- お気に入りのおもちゃ・ぬいぐるみ
いつも一緒にいるものがあると安心感につながります。小さくて静かなタイプを選ぶと外でも使いやすいです。 - おやつ・飲み物
子どもの気をそらすためのおやつやジュースもあると安心。実は空腹でイライラしていた……なんてこともあるので、落ち着かせるためにも、おやつやジュースを持っておくと安心です。 - お気に入りの動画を入れたスマホ
泣きそうなときに見せると、気分が切り替わることも。短時間で落ち着かせたいときの“最後の切り札”として。 - 初めて見せるおもちゃやシール
いつものおもちゃとは別に、初めて見せるアイテムがあると「えっ!なにそれ!」と子どもの気をそらすのに有効。特に、シールが手軽でおすすめです。
バッグの中で取り出しやすいように、かんしゃく対策グッズは一つのポーチにまとめておくと、いざというときにすぐ対応できます。
お出かけ中にかんしゃくが起きたときの対応のコツ
- 「嫌だったね」「疲れちゃったね」と気持ちを代弁してあげる
- 抱っこや声かけなど、安心できる方法で気持ちを切り替える
- 人目が気になる場所では、一度抱っこして人の少ない場所に移動する
- 声がけが刺激になって余計泣く時は、あえて静かに見守る
実は、我が家の子どもは声掛けをすると逆に大泣きするタイプなので、一旦そっとしておくことが多いです。泣く勢いが少し弱くなったタイミングで、スマホでYouTubeを見せて気をそらしながら抱っこして移動……というのがよくあるパターンです。
かんしゃくが収まらない時の、ママ・パパの心がラクになる考え方

お店の中で子どもが床に転がって泣き出してしまうと、周りの目が気になってすごく焦りますよね。
でも、自分がスーパーで「泣いている子どもと困っているママ」を見た時を想像すると、「うるさいな」より「大変そう」と思いませんか?
周りを歩いている大人たちも、小さい頃に一度は床に転がって泣いたことがある人がほとんどなはず。
だから、かんしゃく=迷惑、すぐに辞めさせないと……と肩に力を入れなくても大丈夫です。
何をしても収まらない時は、周りの人に心の中でそっと手を合わせつつ、子どもが落ち着くのを静かに待ちましょう。
まとめ
外食やお出かけ中のかんしゃくは、ちょっとした準備と心構えでぐっと減らすことができます。
子どもが安心して過ごせるように整えてあげることが、結果的にママ・パパの負担も軽くします。
「また一緒にお出かけしたいな」と思えるような、穏やかな時間を増やしていきましょう。
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