体験農園とは、区画ごとに貸し出された畑で、本格的な野菜づくりを楽しめるサービスです。
種や苗、農具などは農園側が用意してくれるところが多いので、初心者でも安心して始めることができます。
「子どもを土に触れさせたい」「食育につなげたい」という考えのもと、我が家では昨年一年間、未就学児の子どもと一緒に、体験農園を利用しました。
この記事では、実際に体験農園を利用した経験をもとに、利用してよかったことや、大変だったこと、体験農園を選ぶ際のポイントをご紹介させていただきます。
どのような体験農園を利用したか
自宅から車で20分ほどの場所にある、体験農園を利用しました。
野菜の育て方の講習付きの体験農園だったので、体験農園を初めて利用した私でも安心して野菜を育てることができました。
種や苗、農具はすべて農園側が用意してくれるところだったので、基本的に畑には手ぶらで通うことができ、この点もとても利用しやすかったです。
子どもと利用してよかったこと
野菜への興味が増した
利用してみて一番感じたのは、子どもの野菜を見る目が変わったことです。
体験農園では、野菜が成長する過程をじっくり観察することができます。
ときには、間引きとして、生育初期の赤ちゃん野菜を収穫して食べられることも。
これらの経験がとても楽しかったようで、スーパーなどで野菜を見かけるたびに、野菜博士のように野菜のことを話してくれるようになりました。笑
よい食育になったと思います。
自然に触れる時間がたくさんできた
畝建てや、種まき、日々の野菜の管理などで、自然と触れ合える時間をたくさん作ることができたことも、とてもよかったなと思います。
四季折々、季節の空気に触れて、季節の生き物を見たりしながら、親子で外で過ごす時間は、とてものんびりした感じでよかったです。
たくさん収穫できて楽しい!
体験農園は地植えでの栽培なので、プランターでの家庭菜園と比べ、野菜が大きく育ち、たくさんの野菜を収穫することができます。
とある日に収穫した野菜の写真はこんな感じです。
子どもも夢中になって収穫を楽しんでいたので、農業体験兼、子どもの外遊びの一環としてもよかったかなと思います。
畑に通うスケジュール管理はやはり大変
野菜を育てている間は、野菜の管理(水やり、収穫、除草、害虫駆除など)である程度の頻度で畑に通う必要があるので、畑に通うスケジュールの管理はやはり大変でした。これらの作業が増える夏場は最低でも2~3日に一度は通っていました。
無理なく続けるためには、自宅から通いやすい場所にある体験農園を利用することが何より大事かなと思います。
また、体験農園によっては、水やりや除草などの日々の手入れを農園側が代理でやってくれるところもあるようなので、畑にこまめに通うことが難しい方は、体験農園を選ぶ際の1つのポイントになると思います。
おわりに
体験農園は、子どもの食育や、自然体験の点でとても良い経験になりました。
「自然とふれあいながら、親子で豊かな時間を過ごしたい」と思っている方には、とてもおすすめだと思います。
ご興味のある方は、ぜひ近所の体験農園を探してみてください!
調理師免許や子育て支援員などの資格を持っています。
男の子と女の子の2児の母。
趣味は料理やお菓子作りで子どもたちと一緒に作って食べる時間を楽しんでいます。
ハンドメイドが得意でアクセサリーを作るのが大好きです。
週末には家族でお出かけすることが多く近隣のイベントを調べて遊びに行くなどフットワークも軽い方です。