「ママみたいにお化粧したい!」
そんな一言にドキッとした経験はありませんか?
我が家の3歳6か月の娘もある日、私のメイクをじっと見つめてから「わたしもやりたい!」と言い出しました。
大人にとっては毎朝のルーティンでも、子どもにとっては“憧れの変身アイテム”に見えるのかもしれませんね。
でも実際にどう対応すればいいのか、肌荒れや安全面が気になるママも多いはず。
今回は、小さな子どもでも安心して楽しめる「お化粧ごっこ」の工夫をご紹介します。
実際にやらせても大丈夫?
3歳前後の子どもの肌は大人よりも薄く、とても敏感です。
大人用のファンデーションや口紅は刺激になったり、思わぬアレルギー反応を起こすことも。
ですので、本格的なコスメをそのまま使わせるのは避けた方が安心です。
まずは「メイク=遊び」として安全な方法で取り入れるのがおすすめです。
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安心して楽しめる代用品
私が娘と一緒に楽しんだのは、以下のようなアイテムです。
最近では、おもちゃ売り場やネットショップで「水で簡単に落とせる子ども用コスメ」が手に入ります。
発色はほんのりですが、子どもにとっては十分。
ネイルやリップ、チーク風のアイテムなど、見た目もかわいらしく、安心して使えます。
実際に色をつけなくても、「塗るマネ」だけで満足する子もたくさんいます。
我が家では、使わなくなったパウダーブラシやパフを「専用の道具」として渡しています。
ふわふわと顔をなでるだけでも、すっかり“気分はメイク中”に。
子ども用コスメが手元にないときは、ベビーローションをほんの少し頬にのせたり、リップクリームを口紅に見立てたりと、身近なものでも十分にお化粧ごっこは楽しめます。
鏡を用意するだけでも、ぐっと気分が盛り上がりますよ。
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我が家のエピソード
ある日、私がメイクしていると娘が横に座り「わたしもぬりぬりしたい!」と鏡の前に。
そこで、100円ショップで見つけた小さな鏡とおもちゃのブラシを渡してみました。
「今日はママと一緒にお化粧ごっこね」と声をかけると、鏡に向かって一生懸命に顔をなでる娘。
その姿がなんとも愛らしく、「こうやって子どもの世界が広がっていくんだな」と感じました。
おわりに
子どもがお化粧に興味を持つのは自然なこと。無理にやめさせる必要はありません。
大切なのは「安全に、遊びとして取り入れること」。
子ども用コスメや代用品をうまく活用しながら、一緒に楽しむ時間にしてあげましょう。
ママのまねっこをしながらキラキラした目で遊ぶ子どもの姿は、今しか見られない特別な瞬間です。

調理師免許や子育て支援員などの資格を持っています。
男の子と女の子の2児の母。
趣味は料理やお菓子作りで子どもたちと一緒に作って食べる時間を楽しんでいます。
ハンドメイドが得意でアクセサリーを作るのが大好きです。
週末には家族でお出かけすることが多く近隣のイベントを調べて遊びに行くなどフットワークも軽い方です。