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100円の「虫とりグッズ」を持って近所の公園にでかけよう!


夏休みは、親子で近所の公園へ昆虫を探しにでかけてみましょう。
ママライター厳選の100円ショップで買える「虫とりグッズ」についてまとめています。

100円で揃える!「虫とり基本グッズ」

虫とりの必需品と言えば、あみ虫かご
100円(税込110円)と言っても、便利な工夫が施された商品が数多くあります。
虫を探しに行く前に、まずは親子で使える、ベストな虫とりグッズを探してみましょう。

伸縮虫とりあみ

虫を捕るためには持ち手が長い方がいいけれど、使い終わった後は収納場所に困るのが虫とりあみの欠点。
とくにアパートやマンションでは、省スペースで保管できるグッズが重宝します。そんな願いを叶えてくれるのが、この伸縮虫とりあみです。

最大で約85.5cmまで伸び、網部分の直径は約20cmあるので虫とりには十分の大きさです。

ワイド飼育ボックス(小)

幅17.5×高さ11.5×奥行11.5cmのスタンダードな飼育ボックス。
プラスチック製の持ち手があるので、持ち運ぶこともできます。
わざわざ飼育用の容器を買わなくても、捕まえてきた容器のまま飼育することができるのが良いですね。

昆虫だけでなく、縁日ですくった金魚やカメ、メダカなどの水が必要な生き物の飼育もできるため、何かと重宝しやすい虫かごです。

折りたたみ虫かご

すでに折りたたまれた状態で販売されているため、一見“虫かご”だと認識しにくい商品ですが、虫かごの奥行は140mmあり、子どもが使う虫かごとしては十分なサイズ感です。
軽量で折りたたんで持ち運びできるので、マザーバックや子ども用バックに入れても邪魔にならず、長さ調整可能なショルダーが付いているので子どもの身長に合わせて使用できます。

出典:Seria

かごは横にあるチャックで開け閉めできます。
実際にママライターが使ってみたところ、チャック部分の生地がもろいように感じ、案の定、子どもが無理にチャックを閉めたことでチャックが生地をかんで小さな穴が開いてしまいました。
力の加減が難しいようなら、虫かごの開閉はパパやママがやった方が良いと感じました。

虫かご

幅19×奥行10.5×高さ10.5cmの横長なストラップ付きの虫かご。
虫の観察に最適な虫メガネが窓部分についています。

わざわざ別に虫メガネを買うことなく、じっくりと観察できるのがメリットですが、窓の中央部分に虫メガネが付いているので、虫の位置によっては見えづらいのが難点です。

あると便利な昆虫観察用100円グッズ

遠くの木々に群がる昆虫や樹液の出る木を探したり、バードウォッチングにも役に立つ双眼鏡や観察に便利な拡大鏡も100円(税込110円)で販売されています。

ミニ双眼鏡2.2倍

子どもの手にもおさまるネックストラップ付きのミニ双眼鏡は、倍率2.2倍、対物レンズ口径25mmで、しっかりとした作りになっています。

倍率3倍、対物レンズ口径27mmの「双眼鏡3倍」もあります。

拡大鏡 折りたたみ式

直径約60mmの倍率約2倍の拡大鏡は、“折りたたみ”と言うよりは、レンズを横に“スライド”するようにして、レンズをケースに入れて持ち運ぶことができます。

ケースがあることで、移動の際にレンズが傷つきにいくいのが特徴です。

カブトムシを“買う”ときの注意点

せっかく虫とりに行っても、目当ての昆虫が捕れないこともあるでしょう。
もし、ペットショップやホームセンターで昆虫を購入するときには、親子で最後まで飼うことを約束しておきましょう。

買って手にした瞬間は楽しいものですが、小さな子どもにとって生き物の世話し続けるのは決して楽とは言いきれません。
外国産のカブトムシやクワガタを日本の野外にはなしてしまうと、日本の昆虫に影響を及ぼす可能性外来産のダニや病原体を広めてしまう可能性があります。
日本産のカブトムシ・クワガタであっても、本来生息していなかった場所にはなされることで、本来そこで生息している生き物たちに影響を及ぼす可能性もあります。
参照:環境省

親子で外来生物について調べる!

“外国産の昆虫”や“外来生物”と言っても、小さな子どもたちにうまく伝わらない場合は、絵本やネット検索を上手に取り入れて説明してみましょう。
環境省のホームページでは、下記のような外来生物に関する子供向けのページが開設されています。

昆虫を購入・飼育する前に、外来生物や生き物の飼育方法について学んでおけると心強いですね。
参照:環境省 外国からやってきか生き物たち

絵本で生き物について学ぶ!

「生きもの つかまえたら どうする?」
文:秋山 幸也
絵:こば ようこ
写真:松橋 利光
出版社:偕成社

出典:amazon.co.jp

本書は、身近な場所にいる生き物の“捕まえかた、持ちかえりかた、飼いかた、観察のポイントなど”が、フルカラーのイラストや写真とともにわかりやすく解説されているのが特徴です。
漢字にはふりがながふってあるので、ひとりよみもしやすい本です。

この他にも図書館や本屋には、昆虫に関する絵本や図鑑がたくさんあります。
子どもの年齢や好みに合った本を見つけて、親子で生き物について楽しく学んでみましょう。
※緊急事態宣言発令中は、不要な外出を控えましょう。