いよいよ今週末に夏休み突入というご家庭も多いと思います。
まだやってみたことのないママさん、「祖父母の家に子どもだけでお泊り」
はいかがでしょうか?
もちろん、先方が協力的な場合に限るとかなり条件は厳しいのですが、
もし幸運なことに「おいでおいで~」と言ってくださるお友だちや親せきを
お持ちの皆さんは、チャレンジしてみると結構いいことあるかも?!
我が家の末っ子は3歳で一人お泊りデビュー
この夏に5歳になる末っ子(年中さん)は、一昨年の3歳になりたての頃に、
親&姉兄抜きお泊りデビューしました。
日帰りで私の実家に遊びに行くだけのつもりだったのに、
急遽本人がお泊りしたいと言い出し、
受け入れ側もいいよいいよと言ってくれたので、
ろくに準備もせずそのまま置いてきました。笑
普段、両親と姉兄に色々と世話を焼かれてすっかり甘えん坊の彼のことなので、
すぐに寂しいと泣いてお迎え要請の電話がかかってくるだろうとかまえていたのですが・・・。
その晩も、翌日自宅まで送り届けてもらった際も、一切涙は見せず、
「あ~、楽しかった!次はいつにしようかなぁ」とケロッとしていて、
うちで待っていた全員がビックリして顔を見合わせていたのをよく覚えています。
子どもの可能性を見くびっていた
この出来事は、彼にとっても他の兄弟にとっても、そして親にとっても色んな気づきを与えてくれました。
一人もいいけど、姉兄が一緒だとやっぱり楽しいね
普段はケンカ相手になることも多い兄弟ですが、同時にいつも遊び相手がいるということ。
共有すると自分の取り分は減ってしまうけど、独り占めより楽しいのかも、と自ら気づいた姿に成長を感じました。
年下なのにすごいじゃん!と姉兄から一目置かれるように
末っ子より2歳年上の長男は、この時「まだ一人でお泊りは無理」と言い続けていたので、
ケロッと帰宅する様子を見て、弟のことをちょっと見直したようでした。
できるはずがない、と思い込んでいた自分を反省
子どもには無限の可能性があると思っているし、日ごろから子どもたちにもそう伝えている割に、
心のどこかで「できるはずがない」と決めつけていた自分たちに気づくきっかけにもなりました。
この一件以降、なんでもまずは一人でやらせてみる、ことをできるだけ心がけています。
なかなか難しいですが、本人から「手伝ってほしい」「助けてほしい」と言われたときに
初めて手や口を出すように気をつけています。
夫との2人時間を楽しんで
子どもたちも祖父母に甘やかせてもらって楽しい時間を過ごしているはず。
こちらはこちらでめいいっぱい楽しみましょう!
せっかく2人で過ごせる夜ですから、日ごろできないことをするのも良いのでは?
慣れないうちは近場デートがおススメ
最初のうちは、夜になったらお迎え要請の電話がかかってくるかもしれません。
(そうでないことを願いますが)
旅行ほど遠出してしまうと、パッと対応できなくなってしまいます。
親抜きお泊り会に慣れるまでは、念のため近場のお出かけを選ぶ方が安心です。
子連れNGレストランやレイトショーで大人遊び
何も遠出しなくとも、アイディア次第で十分大人時間を楽しめます!
子連れお断りとはっきり謳っているレストランで食事したり、
子連れだと会いにくい(ゆっくり大人の会話を楽しみたいタイプの)友人との時間を過ごすのもいいですね。
また、映画がお好きであれば、レイトショーに出向くのはいかがでしょう。
上映開始が20時過ぎなんて、ワクワクしませんか?
普段は、夕飯だお風呂だ寝かしつけだと一番バタバタしている時間に
映画館でゆっくりポップコーンをつまみながら映画に没頭できるなんて最高!
まとめ
本人にも、周りの家族にも、もちろん受け入れ側の祖父母にも良いことがある「子どもだけお泊り」。
未挑戦のご家庭は、是非一度企画してみてはどうでしょうか?
次回の私の投稿(2024/7/21更新予定)で、「子どもだけお泊り」の心構えや準備について触れてみたいと思います。
とにかくポジティブな夫と、8歳(娘)、6歳(息子①)、4歳(息子②)の3人の子宝と5人暮らし。
「死に際の後悔を最小限にする生き方」を日々模索しています。
正解のない子育てにおいては特に「本当にアレでよかったのか?」と自問自答する毎日ですが、家族の笑顔が第一目標です。
第一子を出産後、親戚も友達もいない地での最初の子育ては非常に孤独なものでした。
自分の周りに“母親”はたくさんいるし、いたはずなのに、この孤独について教わる機会がなかったのです。
私の記事を読んでくださったママだけでも、読んでくださっているこの瞬間だけでも、この孤独から解放されますように。