仲間づくりや親子の絆づくりを目的にママ同士で交流を楽しみながら育児の知識や親の役割について学ぶBPプログラム“赤ちゃんがきた!”。
私は娘が5か月の時に参加しました。今日はBPプログラムに参加した私の正直な感想をお伝えします。
BPプログラムとは
「親子の絆づくりプログラム(Baby Program)」の愛称。
“赤ちゃんがきた!”は第一子を育てているママと生後2〜5か月の赤ちゃんが一緒に参加する全4回のプログラムで子育ての基礎知識を学びます。
NPO法人こころの子育てインターねっと関西(KKI)により開発され、2011年頃から徐々に全国的に広がって開催されている子育てプログラム。
親子の愛着形成を重視し、母親が精神的に安定した状態で赤ちゃんと向き合える状態を作ることや一生の子育て仲間を見つけることを目的に実施されています。
プログラム中の実際の様子
私は、自分の住んでいる柏市が主催しているBPプログラムに参加しました。家から車で20分ほどの児童センターで開催され10組の親子が集まりました。プログラム中の様子はこんな感じでした。
講義よりも参加型のグループワーク多め
一方的に講義を受ける時間よりも数人のグループになって自発的に会話をする時間が多く設けられていました。
ファシリテーターの方から数人グループになるよう指示を受け、各回テーマをもとに参加者同士で会話をすることが多かったです。
各々の育児の悩みを話すことはもちろんのこと、どんなニックネームで呼んでほしいかや自分の好きな色などを話す時間もあり、参加者同士がお互いの人となりを知れるように工夫してくれている印象を受けました。
赤ちゃんファースト
ずっと静かにはしていられないのが赤ちゃん。プログラム中は赤ちゃん第一でどんなタイミングでも授乳やオムツ替えができるようにスペースが用意されており、子どもが泣き出してしまった場合は立ち上がって揺らすなど自由にできました。
お互い様だよね!というお部屋の空気に安心感がありました。
参加費は?
私が参加したところは参加費無料で、別途テキスト代として1,000円でした。主催者によって多少の違いがあるようです。
参加してみての感想と本音
個人的に思ったことを正直にまとめてみました。どなたかの参考になれば嬉しいです。
知識は身についた?
慣れない育児の中テキストを家でゆっくり読み込む時間は取れませんでしたが、各回テキスト内容に沿った映像を視聴でき無理なく学習できました。
赤ちゃんが「泣くこと」の意味を知ったり、初めから一人前の親はいないということやヒヤリハットの場面など、少し先を見据えた子育てノウハウが得られました。
基礎知識を体系的に学ぶことで心に余裕が生まれた気がします。
参加者同士は仲良くなれた?
お互いをニックネームで呼び合い話に共感する姿勢で参加するなどのルールを参加者の皆さんが積極的に守っていたので各回穏やかな雰囲気につつまれていました。
子を持つ“ママ友”の枠を超えて本当の意味での友情が芽生えるには、「子育てをしている」という共通点以外のお互いのパーソナルな部分(価値観など)に触れ合う必要があると私は思うのですが、プログラム中は時間も限られていましたしなかなか深くまでは話せませんでした。
実際に仲良くなれたのは、全プログラムを終えて皆でLINEを交換しプライペートな話ができてからな気がしています。
自然に仲良くなれたというよりは、主催者が作ってくれたきっかけをしっかり掴んで参加者各々がちょっとずつ勇気を出して自分達の力で仲良くなったという印象です。
ほぼ全員が集まりオフ会をしたり、数人でランチに行ったり支援センターで子ども同士を遊ばせたりと交流は続いていて人と人との縁は素敵だなと改めて思います。
その他気になったこと
私の参加した自治体だけかもしれませんが、テキスト代の支払い方法が銀行窓口か役所でしか支払えない振り込みというのが残念でした。
慣れない育児の間に、月齢の低い我が子を連れてわざわざ銀行等に出向くのは正直難易度が高かったです。せめてコンビニ払い…更に言えばスマホ決済できれば非常にありがたかったです。
参加者のほとんどが同じことを口にしていたので時代に合った方法を取り入れていただけたら嬉しいなと思いました。
それ以外はBPプログラムに参加できてよかったことばかりなので、より多くのママさんが気兼ねなく参加できるようこれからの改善に期待しています。
夫の転勤で柏たなかへ。一児の母。
食べることと猫が好き。コミュ力の高さを褒められますが初めての人と話す時は内心ドキドキしています。
会いたいと思った人にはなぜか会えたりシンクロが起きやすい体質で“偶然”を作り出すスキルを研究中。
夫・私・娘ともに五黄の寅年うまれ。