初めての離乳食。赤ちゃんが口を開けてパクパク食べてくれる姿は本当にうれしいものですよね。けれど同時に、「あれ、食べすぎてない?」「まだ欲しがるけど与えていいの?」と戸惑う瞬間もあると思います。
私自身も、10か月の息子が目安量をあっという間に食べ切ってお皿をトントンと叩く姿に、「これって与えすぎじゃないかな?」と悩んだことがありました。
離乳食、食べすぎかも?心配な時は体重をチェック!
実は、離乳食の「適量」はあくまでも目安にすぎません。赤ちゃんの体格や運動量によって差があり、「多いからNG」「少ないから問題」と一概には言えないのです。
まず確認したいのは、赤ちゃんの体調と体重の増え方。母子健康手帳の発育曲線に沿って増えていて、機嫌もよく元気に過ごしているなら、多少多めに食べても心配はいりません。逆に体重が減っている、曲線から外れてしまうなどのサインが見られるときは、かかりつけの小児科に離乳食について相談してしてみましょう。
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食べすぎを防ぐには「満足感」と「区切り」がカギ
「もっと欲しい!」という赤ちゃんのサインに、つい離乳食を追加してあげたくなること、ありますよね。けれど、本当に必要以上の量を食べてしまうと、お腹に負担がかかることも。食べすぎが心配な時は、「もう満足」と感じてもらう工夫を取り入れてみましょう。
たとえば、噛み応えのある食材を意識して出すのもおすすめ。モグモグとよく噛むことで、脳の満腹中枢が働きやすくなり、少しの量でも「食べた感」が得られます。
早食い気味の子には、スプーンでゆっくり少しずつ食べさせてあげるのも、満腹を感じやすくなります。
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「ごちそうさま」の空気をつくる
もうひとつ大切なのが、食事の「終わり」を伝えること。大人には当たり前でも、赤ちゃんにはまだその感覚がわかりにくいため、視覚・言葉・習慣で区切りを作ってあげるのが効果的です。たとえば、以下のような工夫ができます。
- 食べ終えたお皿を子どもに見せ、「全部食べたね!」と声をかける
- 離乳食の後は麦茶を飲むのを習慣にする
- お皿を下げて「ごちそうさま」の手を合わせる流れを習慣化する
こうした小さな区切りの積み重ねが、「もう終わりなんだな」と理解する助けになります。我が家でも、空っぽのお皿を見せながら「ごちそうさま」と言うようにしたところ、食べすぎの心配がぐんと減りました。
沢山食べるのも個性。安心して見守ろう
赤ちゃんが標準の量より少し食べすぎる時も、それだけで心配する必要はありません。
大切なのは、体調・体重・生活リズムを見ながらバランスをとること。旺盛な食欲は、赤ちゃんが元気に育っている証拠でもあります。美味しく食べて、ママと赤ちゃんの初めてのご飯タイムを楽しんでくださいね。
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乗り物大好きな1歳児の母。
2024年夏に柏の葉へ引っ越してきました。
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