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家族で子育てを楽しむ共有アプリ~実際に使ってみた感想・メリット・デメリット~


ママライターが、実際に各アプリを3年以上使用し、役に立ったと感じた「家族で子どもの成長を楽しむ」「家族のスケジュールを共有するアプリ」の感想を交えたメリット・デメリットについてまとめています。

子どもの成長を家族で共有できるアプリ「みてね」

アップアニー調べによると、2019年の家族アルバム関連アプリにおける国内ダウンロード数が第1位の人気アプリ「みてね」

出典:みてね

実際にアプリを使用しているママライターの個人的感想として、「みてね」の最大の魅力は、無料なのに使いやすい点だと思っています。
ガラケーからやっとスマホに移行したばかりの祖父母でも、ホーム画面に表示された「みてね」アプリをワンタップすれば、すぐ写真を見ることができるという手軽さが、家族でずっと使い続けられる理由だと思います。

主な特徴

以下の機能を無料で使用することができます。
【写真を自動整理】
写真は、無制限でアップロードでき、アップロードした写真は自動で月ごとに整理してくれます。(動画の場合、アップロードできる動画の時間に制限があります)
【コメント機能】
写真1枚ごとに、家族でコメントがつけられます。
写真を撮影したときの詳細や、写真を見た人が感想を書くことができ、家族間でのコミュニケーションが楽しめます。
【履歴機能】
家族が「みてね」を起動したら、「〇時間前」や「〇日前」など、起動した(写真を見た)最新の履歴を残すことができます。
【1秒動画】
アップロード済みの動画・写真を、1秒ずつ切り取って繋ぎ合わせた思い出のつまった動画が届きます。
(届く時期は、無料版と有料版で異なります)
【追加料金で写真のグッズ化が可能】
毎月、アップロードした写真から自動選択された写真を収めたフォトブック(印刷には別途料金が発生)の提案が届きます。自分で写真を選択し直すこともできます。
この他、追加料金が発生しますが、カレンダーやアニバーサリーブックを発行したり、DVD化することができます。

メリット

基本的に無料で使用できるというメリットに加え、アプリ内の追加オプション、あるいは別の専用アプリと連動することで、「みてね」にアップロードした写真を編集して年賀状を作成したり、アルバムを印刷したり、カレンダーを作ることができるなど、写真の活用の幅が広がります。
また、さらに機能が充実した有料版「みてねプレミアム」は、初めての登録で最初の1ヶ月間を無料で使用できます。

デメリット

今回、上記で説明したのは無料版「みてね」です。
「みてねプレミアム」という月々480円(税込) の有料のサービスもあり、この有料版の使いやすさや機能を知ってしまうと、無料版の機能が劣るように感じる点が最大のデメリットとも言えます。
無料版はアップロードできる動画が3分までの動画であるのに対し、「みてねプレミアム」は10分までの動画がアップロード可能です。
無料版ではできないパソコンからの写真・動画のアップロードが可能になったり、フォトブックの送料が無料になるなど、無料版と比較するとより使いやすいものになっています。

最新情報

「みてねみまもりGPS」といGPS端末の販売がスタートし、4月26日13:00までキャンペーン価格※の3,455円(税込3,800円)+ 月額通信費 480円 (税込528円)で購入することができます。
この端末を子どもに持たせることで、アプリから子どもの位置情報を把握することができます。

出典:amazon.co.jp

※初回生産分がなくなり次第、通常価格での販売になるようです。(2021年3月28日時点の情報)

参照:みてね

子どもの予定を家族で共有できるアプリ「TimeTree」

「TimeTree」は“共有とコミュニケーション”を前提にしたカレンダーアプリです。
簡単に家族の予定を共有でき、カレンダーの中でコミュニケーションが生まれます。

出典:TimeTree

実際にアプリを使用しているママライターの個人的感想としては、他のカレンダーアプリと比べ、家族のスケジュール管理がしやすいという点が最大のメリットだと思います。
家族ごとに予定を色分けできることで、瞬時に何日に誰と誰の予定があるのかを把握することができます。
また、予定ごとにコメントや写真投稿が可能なため、予定に関する詳細をコメント欄などに手打ち入力しなくても、詳細の書かれた用紙を撮影した写真スクリーンショット画像をコメント欄に投稿すれば、簡単に情報を残すことができます。
この写真投稿機能が、行事内容や持ち物について書かれた幼稚園や保育園からのお便りの管理が苦手な私にとって、とても重宝しています。

主な特徴

以下の機能を基本、無料で使用することができます。
【共有とコメント機能】
家族や知人、仕事仲間など、グループ別のカレンダーをそれぞれ作成できます。
また、1つの予定に対して共有者同士でコメント投稿が可能で、地図URLの添付もできることから、ママ友同士のお茶会や仕事上の会議などの日程調整のための話し合いを、アプリ内で完結させることができます。
コメント欄に写真を投稿できるため、子どもの行事に関するプリントを撮影して、該当する予定日のコメント欄に投稿しておけば、細かなメモを記入する手間がはぶけます。
【メモ機能】
ふと思いついた仕事に役立ちそうなアイディアなど、ちょっとだけメモしておきたいときに便利なのがメモ機能です。
ただ文章としてメモするだけでなく、買い物リストや持ち物リストなどの作成に便利な「チェックリスト機能」もあります。

出典:TimeTree

【フィード機能】
カレンダーの最新情報を確認することができ、別のアプリと連携することで、自分が気になる情報が届くように設定できます。

メリット

家族の予定をいつでも共有でき、予定ごとにコメント機能・写真投稿機能が使えることで、予定の詳細に関するメモや日程調整を簡略化できる点はメリットと言えるでしょう。

デメリット

アプリ自体にセキュリティロック機能がないため、重要な個人情報などを書き込む場合、端末のロック機能を強化するなど、個人の対策が必要となります。
また、予定のタイトルを記入する際、以前に似たタイトルの予定があると、予測変換に過去のタイトルが出てくる点は、メリットでもありますが、使い方によってはデメリットと感じる場合もあるかもしれません。

参照:TimeTree

まとめ

我が子のかわいい写真を祖父母と共有したくても、毎日写真を一方的に送りつける訳にもいきません。
写真共有アプリなら、家族がそれぞれ見たいときにアプリを起動し、好きな時間に眺め、好きなときにコメントを残すことができます。
履歴機能によって、遠く離れた場所に住む家族の安否確認としても活用できそうです。

カレンダーは、週始まりの曜日(月曜または日曜)や祝日・年間行事の表示の有無など、自分好みにカスタマイズすることができます。
紙ではないため、大きなカレンダー用紙を残しておかなくても、いつでも過去の予定を振り返り、そのときのコメントや写真を楽しむこともできます。
ぜひ、自分だけの使い方を考えてみたり、上手にアプリを活用し、家族でアプリを楽しんでみましょう。