子供は本来、野菜が嫌いです。
なぜかというと、人間は生れつき備わっている防衛本能があり、口に入れて苦いものや臭みのあるものは毒とみなして食べられないのです。
では大人はなぜ美味しいと思えるのか?
それは味に慣れ、食べても安全だと認識し、食べれば栄養になるという事を学習したから。
つまり、経験値があるからなんです。
しかし、無理して食べさせても余計に野菜から遠ざかってしまいますから、はじめは食べられなくても、野菜でできた料理を、大人が「美味しいなあ」といって、美味しそうに食べることを繰り返してください。
そうすると、少しずつ興味がわいてきます。
まずは、大人が野菜を美味しそうに食べる!そこから初めてみてくださいね。さらに、野菜を食べると「風邪もひかないよ」「綺麗になるよ」という話や、野菜の絵本を読むなどで、少しずつ野菜の大切さを理解するようになって食べられることもあります。
野菜って「美味しいんだ!」「体にいいんだ」ということを、生活の中で、さりげなく伝えてみてくださいね。
※「子供を野菜好きにする方法」は全11回のコラムです。
テーマ◆子どもを野菜好きにする方法◆
料理研究家、発酵マイスター、
テーブルコーディネーターetc…
多彩な食のスペシャリスト。二児の母。
好きな野菜は玉ねぎ♪
(株)CROSSASIA代表。子育てコミュニティ「ままてぃ」代表。中国瀋陽生まれ、大学から来日。棗、お粥、中華料理が大好き。食べるのも作るのも好き!
ママになってもやりたいこといっぱいの「夢見る」女性が大好き!活動を始めたい、フリーランスになりたい、起業したい・・・そんなエネルギッシュな女性を応援します!