虫よけ対策の製品は近年多様化しており、どれを子どもに使ったらいいか迷ってしまいますよね。
製品を選ぶときのポイントは、蚊に有効なディートやイカリジンといった化学物質が含まれているかどうかです。
それでは、タイプ別にご紹介いたします!
スプレータイプ
おすすめポイント
- 広範囲に行き届きやすい。
- 適用害虫が、蚊、ブユ、ノミ、イエダニ、マダニ、サシバエ、トコジラミ、ヤマビルなど
→ディートやイカリジンといった化学物質を含むため幅広くカバー!
注意点
- 噴射する際に、むせやすく、広がりやすいので、使用場所を選ぶ。
- ディートを含む製品には使用制限がある(詳細はページ下部参照)。
シート、ジェルタイプ
これらのタイプにも、スプレータイプと同様にディートやイカリジンを含んでいる製品が多くあります。
シートやジェルは、どこでも手軽に使えるのがおすすめポイントです♪
シール、ブレスレットタイプ
おすすめポイント
- 手軽で場所を選ばず使用できる。
- 化学物質を含まず、低月齢から安心して使用できる。
- キャラクターとコラボしているものもあるので、子どもが喜ぶ。
注意点
- 適用害虫は、ユスリカ、チョウバエ、ヒアリ
→ディートやイカリジンを含まないため、蚊には効果がない。
知っておきたいポイント
ディートやイカリジンといった化学物質を含んでいる製品には、蚊やマダニへの虫よけの効果が期待できます。
反対に、ディートやイカリジンが含まれていない製品には、蚊やマダニへの効果は期待できません。
ただし、ディートは吐き気や頭痛を引き起こすこともあるため、年齢により使用回数に制限があるので注意が必要です。イカリジンには使用制限がありません。
ディートを含む製品の、子どもの使用回数の目安は表のとおりです。
12歳以上 | 使用制限なし |
---|---|
2歳から12歳まで | 1日に1〜3回 |
生後6ヵ月以上2歳未満 | 1日1回 |
生後6ヵ月未満 | 使用しないこと |
参照:アース製薬「ディート」
参照:アース製薬「イカリジン」
参照:国立感染症研究所「安全な忌避剤(虫除け)の使用方法」
まとめ
今回の内容を表にまとめました。
タイプ | 適用害虫 | 注意点 |
---|---|---|
ディートやイカリジンを含む (スプレー、シート、ジェルなど) |
蚊、ブユ、ノミ、イエダニ、マダニ、サシバエ、トコジラミ、ヤマビル | ディートは使用制限あり |
ディートやイカリジンを含まない (シール、ブレスレットなど) |
ユスリカ、チョウバエ、ヒアリ | 蚊には効果なし |
ぜひ、使用する場面に合ったものを試してみてください♪
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流山おおたかの森在住、一児の母。
ダンス大好き!楽しいこと大好き!
家庭科の教員免許を持ち、前職は食品メーカーに勤めていた経験から、食育に興味があります♪