私の夫は出かけた先が混んでいるときなどに不機嫌になることが多かったので、私はそれにいつも頭を悩ませていました。
このことをママ友たちに話してみたら「うちも!」「うちも!」という反応が次々に…(苦笑)。
今日は、パートナーの不機嫌についてまとめていきます。
夫または妻の不機嫌に困っている人は6割以上
X(旧Twitter)でこんなアンケートをとってみました。
このアンケート結果によると、「いつも困っている」「困ったことがある」と回答した人が全体の61%、「あまり困ったことがない」「全く困ったことがない」と回答した人は全体の39%でした。
頻度の違いはあれど、半数以上の人がパートナーの不機嫌に困ったことがあるという結果になりました。
不機嫌ハラスメントとは?
不機嫌ハラスメント(フキハラ)とは、周りに嫌な態度をとることで自分の不機嫌さをアピールし、周囲にプレッシャーをかける行為。
本人に自覚がないことも多いようですが、フキハラは今やパワハラ・セクハラ・モラハラと同様に話題になっています。
職場の上司と部下など身近な人同士で起こりやすい「ハラスメント行為」ですが、フキハラは夫婦間でも起こりやすい行為です。
「不機嫌ハラスメント」という言葉を知っているかどうかを問う下記のアンケート(こちらもXで実施)では、回答者の7割が「知っている」と回答し、残りの3割の方は「知らない」という結果になりました。
「不機嫌ハラスメント」という言葉は知らずとも、夫または妻の不機嫌に悩まされている方も多いかもしれません。
夫婦間のフキハラの特徴
ほんの一例ですが、これらはフキハラと言えます。パートナーそして自分の行動に思い当たる節はありませんか?
- 外では人当たりがいいが、家の中では人を寄せ付けないオーラを出す
- 家の中では不機嫌だが、リモートワーク中は明るく話す
- 動画やテレビを見ていると、何も言わずに大きな音を立てて扉を閉めて出ていく
- 明らかに聞こえているのにわざと返事をせず無視する
- 「疲れているから」「早起きだから」と理由をつけてパートナーが不快になる言動を繰り返す
- 仕事の愚痴や悩みを言っても聞いてくれない
- 食べたいものを聞いたら「なんでもいい」と答えたのに、作ったものを見て文句を言う
- 自分の希望が通りそうにないときに、突然黙り込んで話をしなくなる
フキハラの対処法
フキハラしている人が一番身近なパートナーの場合、家庭内の空気も重くなり一緒にいる子どももかわいそうですよね。フキハラの対処法を3つ紹介します。
相手にフキハラをしてると自覚させる
フキハラをしている人は、自分の意思表示をするために「不機嫌を使う」のが癖になっている状態で自分が相手に迷惑をかけていると気付いていないことが多いと感じます。
できるだけ周囲の目がある場所で、相手の機嫌がいいときに、事実とこちら側の気持ちを端的に伝えてみましょう。
相手の機嫌を取ろうとせず距離を置く
フキハラをしている本人は、自覚がなくとも不機嫌さをアピールすることで相手をコントロールしようと思っているもの。不機嫌なパートナーに気を遣って機嫌を取ろうとすれば相手の思う壺だと私は考えます。
相手が不機嫌になっていると感じたら、落ち着くまで放っておくようにしましょう。
言葉で伝えるように促す
「態度でアピールするのではなく言葉で伝えて欲しい」と根気強く伝えましょう。
私は、夫が不機嫌なときに「ただでさえ小さな子どもの世話に手がかかるのに、あなたの機嫌まで取っていられません」とはっきり伝えました(笑)。
フキハラは伝染しますし、周囲の人の自信や生産性も低下させると私は考えます。
夫婦間は決してどちらかが上でどちらかが下という「縦の関係」ではありません。同じ人生を歩むパートナーとして「横の関係」で協力しながら生活していきたいですね。
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