シミの種類とは?それぞれに適した美容医療について簡単にまとめました!


紫外線が強くなってきた5月。
美白化粧品がたくさんドラッグストアに並ぶようになり、シミ対策を意識する方も多いかと思います。
実はシミには種類があることを知っていますか?
また、シミは一度表面に現れると化粧品で消すことはできません。そこで効果的なケアが美容医療です。
今回は、それぞれのシミの特徴と適した美容医療はどの様なものがあるのか簡単にまとめました。

シミの種類とは?


シミには種類があり、そばかす、老人性色素斑(大型日光黒子)(小型日光黒子)、肝斑、炎症後色素斑があります。
また、アザである後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)はシミと良く似ていて判断がしずらいです。
さらに、自分ではそばかすだと思っていたものが違う種類のしみである事もあります。
シミは種類によって効果的な治療が異なります。
シミのケアを始まる時には、自己判断をせずに信頼できる医師に相談することをおすすめします。

そばかす(雀卵斑)

シミの形

5㎜以下の小さく淡い色のシミが多数現れます。見た目が雀(つばめ)の卵に似ていることから雀卵斑と呼ばれています。
顔の真ん中や手の甲、腕、肩、背中などに多く生じます。

発生時期

 
幼児期に発生することが多く思春期ごろまでに濃く現れます。
また、出産など女性ホルモンの変動でも増えやすいと言われています。

発生の原因

 
そばかすの出来やすい遺伝子を持った人に現れやすいです。白人に多く日本人でも色白の人にみられる傾向があります。

美容医療を受けるなら

ビタミンCやEの内服やフォトフェイシャルなどのIPLという光を広範囲に照射できる治療が向いています。
光治療はダウンタイムが無くその日からメイクが可能です。1回では改善が難しく複数回行うことで効果が現れます。
また、ハイドロキノンや代謝を上げるビタミンAの化粧品を併せて使うと良いと言われています。

老人性色素斑

シミの形

1㎝以上で楕円形。単発から数か所現れます。

発生時期

30代~40代のころに発生しやすい。

発生の原因

紫外線の光老化により発生しやすくなります。ターンオーバーが正常な場合、紫外線の影響を受けても自然にしみは排出されていきます。
ですが、年齢を重ねていくことで新陳代謝が低下すると上手に排出されず皮膚に残りやすくなります。
その状態が長引き色素沈着が起こると消えにくいしみになります。

美容医療を受けるなら

ピンポイントで照射できるレーザー治療が一般的です。
レーザー治療はセルフケアが難しい濃いシミでも短期間で治療ができます。2週間程度のダウンタイムが発生するので、予定に余裕があると安心です。

肝斑

シミの形

 
目尻の下や頬骨の周りや額、鼻や口の周辺にできやすく左右対称なのが特徴です。一般的に見られるシミとは違い淡い色や濃い色が混じりもやもやとしています。

発生時期

成人~閉経期。女性にできることがほとんどで得に30代~40代に現れやすいです。
閉経すると徐々に薄くなっていくと言われています。

発生の原因

紫外線やストレス、摩擦などの刺激により発症や悪化すると考えられていますが、明確な原因は解明されていません。

美容医療を受けるなら…

肝斑かどうかを判断するのが難しく、肝斑はあらゆる刺激で悪化するので、治療が難しいと言われています。
トラキネサム酸やビタミンCなどの内服で治療するのが一般的です。
レーザー治療により悪化する場合もあり、再発やリバウンドがしやすいので医師による適切な判断が必要です。

炎症後色素沈着

シミの形

大きさや形、色は原因によって異なります。

発生時期

肌の炎症原因によってさまざまです。

発生の原因

炎症性のニキビ跡やアトピーなどひっかき傷、やけどなどの皮膚炎の後に発生します。触ったりこすったりすると悪化しやすくなります。

美容医療を受けるなら

比較的軽い症状の色素沈着であれば、ビタミンCやシミを薄くするハイドロキノン、メラニンの排出を促進するトレチノインなどの外用薬やケミカルピーリングでケアができます。
何らかの原因で肌の深い層に生じてしまった色素沈着の場合、治療が難しくなり外用薬でも効果が出づらいと言われています。
医師による判断でタイミングを見てレーザー治療を行う場合もあります。

まとめ

マスク生活の終わりが近づいています。今のうちに気になるシミをすっきりさせて綺麗な肌でノーマスク生活を迎えたいですね。
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