4歳の娘がストライダーを卒業して、補助輪付きの自転車に乗るようになりました。はじめは公園で自転車に乗る練習をスタート。最近は公道に出て、近所のスーパーや友達の家に自転車で行くようにもなりました。そこで我が家では自転車に乗るための交通ルールやマナーを教えることを始めました。
まずは基本の交通ルールとマナーから
4歳の子どもにまずは何を教えたらよいのか。我が家では「止まれ」と「左右を見て確認」することを一番先に教えました。とくに気を付けたいのは横断歩道ですよね。信号の赤は「止まれ」、青は「渡っても大丈夫だよ」というふうに、何度も繰り返し教えています。とくに子どもは信号が青に変わった瞬間に飛び出す可能性があり危険です。変わったら左右を一度確認してから渡るように教えています。
もう一つは、自転車で歩道を走るとき(※)は「歩行者優先」であるということ。車道寄りに走行し、歩行者に注意してスピードを出さないことを教えています。
(※平成20年道路交通法の改正により自転車運転者が13歳未満の子供、70歳以上の高齢者、身体の不自由な人の場合は歩道の通行が認められています。)
公道デビュー前に擬似体験ができる交通公園
TXつくば駅から車で5分のところにある「さくら交通公園」。遊びながら楽しく交通ルールが学べると人気の公園です。公道デビューをする前に利用することを是非おすすめします。
園内には信号機や標識があり、まるで自転車教習所のよう。親子で交通ルールを確認しながら、自転車の乗り方を学んでいる姿をたくさん見かけます。娘は自前の自転車を持ち込み、私はレンタルしました。3時間ほどの滞在時間で、自転車に乗ったり、園内でお弁当を食べたり、またブランコなどの遊具もあるので自転車以外でもいろいろと楽しめました。
親子でサイクルフェスタに参加しました
ところで、つくば市は「自転車のまちつくば」をスローガンに、自転車を重要な交通手段として推進しているのをご存知ですか。そのためペデストリアンデッキ(歩行者自転車専用道路)や自転車レーンの整備も進んでいます。
そんなつくば市で5月に「TXサイクルフェスタ2016 inつくば」というイベントが開催されました。「サイクリングでつくばを楽しもう」という内容で、サイクリングコースにはペデストリアンデッキが使用され、友人や家族連れで賑わっていました。
私たち親子も参加してきましたが、平坦な舗道で子どもでも走行しやすく、多くの人と一緒に自転車で同じコースを走る体験もなかなかないのでとても楽しかったです。
同時に娘には、歩行者に注意しながら走行することやヘルメット着用の大切さも伝え、自転車に乗るための交通ルールやマナーを親子で改めて再確認するよい機会になりました。
交通ルールやマナーを教える大切な時期
親が同伴できる子育て時期だからこそ、子どもに交通ルールやマナーをその場で教えてあげることができます。交通モラルは一度言って習得できることではないので、根気よく繰り返し何度も教えます。子どもはなんでも親の真似をするので、日ごろの交通マナーも親がお手本となる姿勢も大切です。また、ブレーキの点検、反射材の装着など定期的な自転車点検を一緒に行うことも必要になってきますね。
親子で自転車に乗れる期間はあっという間に過ぎてしまうのかもしれません。その間に子どもに大切なことを教え、自転車でしか味わえない楽しみもいっぱい共有できるといいですね。
さくら交通公園
住所 | 茨城県つくば市吾妻4-3-3 |
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電話 | 029-851-6323 |
開園時間 | 9:00~17:00 |
休園日 | 年末年始 |
駐車場 | あり(無料) |
自転車の貸出 | あり(子ども用自転車・大人用自転車) |
貸出利用日 | (個人)10:00~16:30まで |
貸出利用料金 | (個人)50円(1人1時間につき) |
URL | http://www.city.tsukuba.ibaraki.jp/2117/4700/004715.html |
≪以下のサイトも参考にどうぞ≫
〇警察庁 「自転車はルールを守って安全運転~自転車は車のなかま~
【URL】 http://www.npa.go.jp/koutsuu/kikaku/bicycle/index.htm
〇自転車のまちつくば サイクリングガイド
【URL】 http://tsukuba-cycling.net/index.html
(ライター mayumi)
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