七五三の意味知ってますか?由来がわかるとお参りも楽しい♪

 
40-3_table-japanese

10月吉日、地元の神社へ3歳の娘と6歳の息子の七五三のお参りに行ってきました。

七五三は幼児期の大イベントですが、どういう由来や意味があるのでしょうか?
服装やお道具の由来やお参りする意味を知ると、迷いや悩みも消え、ますます七五三が感慨深いものになるかも。

我が家の七五三お参り当日の様子もあわせてご報告します!

七五三って何?

娘は靴、息子は雪駄を履いて行きました

娘は靴、息子は雪駄を履いて行きました

女の子は3歳と7歳、男の子は5歳になった11月15日に晴れ着を着て氏神様に無事に成長できたことを感謝して、これからの健やかな成長を祈ります。

本来は数え年(生まれた年を1歳とし、以後正月ごとに1歳ずつ加えた年齢)でのお祝いでしたが、今では満年齢(実年齢)で祝うのが多いようです。
また、我が家もそうですが、兄弟姉妹と一緒に七五三をお祝いできるように祝う歳を調整することも多いです。

起源は平安時代!!

昔は子どもが生まれても、病気で亡くなってしまうことも多く、7歳までは「神の子」と言われていました。そのため、平安時代から3~7歳の子どもの成長の節目(厄年)に成長を祈る儀式が行われていました(大人の厄払いと同じ意味合いがあったとは意外ですね)。また、奇数は縁起がよいとされているそうです。

3歳「髪置(かみおき)」・・・男女とも髪を伸ばしはじめる
5歳「袴着(はかまぎ)」・・・男の子が初めて袴をはく
7歳「帯解(おびとき)」・・・女の子が初めて帯を締める着物にかえる

男の子は勝負事に勝つように将棋盤の上に立たせる風習もある

男の子は勝負事に勝つように
将棋盤の上に立たせる風習もある

儀式は江戸時代には定着し、今のように「七五三」という言葉が使われだしたのは明治時代から。昔はお参りの後に近所や親せきに挨拶まわりに行くのがならわしだったようです。
今では乳幼児の死亡率も減り、そんな由来があったとは思いもしませんでした。

なぜ11月15日?

なぜ七五三が11月15日に行われるようになったのでしょうか?

・11月の「鬼宿日」にあたり、鬼が家にいる間に神社へお参りに行く
・旧暦の霜月(11月)の15日は「収穫祭」があり、その日に子どもの成長も祝った
・徳川綱吉が息子の髪置のお祝いをした日

と、言う説があるそうです。
今は10月後半~11月中にお参りに行くことが多く、記念写真はもっと早くから撮ることが多くなっています。写真撮影のポイントや写真館の選び方などは、「七五三ってどうするの?撮影のタイミングは?」を参考にしてみてください。

どんな晴れ着を着るの?

華やかな晴れ着ですが、どんなものを着るのでしょうか。
被布(ひふ)って3歳の七五三ならではで、かわいいですよね!

3歳:晴れ着に兵児帯(へこおび)を結んで、「被布(ひふ)」と言われる袖無しの上着を着ます。さらに髪飾りや草履・こっぽりとあわせます。お宮参りの時の祝い着を仕立て直して着ることも。

3歳ならではの被布

3歳ならではの被布

足袋2種。左は通常、右は金具がなく、靴下のように履ける!

足袋2種。左は通常、右は金具がなく
靴下のように履ける!

巾着・髪飾り・草履

巾着・髪飾り・草履

5歳:いわゆる「紋付袴(もんつきはかま)」が基本。鷹や兜などおめでたい柄の羽織に袴をあわせ、白い扇子を持ち、白い鼻緒の雪駄(せった)を履きます。

「懐剣(かいけん)」(袋に入った小さな守り刀)を袴にはさんで身につけます。元は武家の女性が護身用に携帯したことから「いざという時は自分で自分の身を守る」という意味があるそうです。強い男の子になって欲しいという親心ですね。

紋付袴

紋付袴

左が扇子、右が懐剣

左が扇子、右が懐剣

7歳:七歳の衣装は和装の花嫁衣裳を模したものです。
「四つ身」の着物を着て、「はこ迫(せこ)」(箱型の紙入れ)を懐に入れ、「志古貴(しごき)」と呼ばれる芯のない帯を帯の下に結び後ろに垂らします。さらに髪飾りや草履・こっぽりとあわせ、扇子を帯じめにはさみます。

はこ迫は昔、ごく一部の上流階級の女性のみが持つことができたクラッチバックや化粧ポーチのようなものです。

7歳後ろ姿。帯も華やか、志古貴もかわいい!

7歳後ろ姿。
帯も華やか、志古貴もかわいい!

胸元にはこ迫

胸元にはこ迫

晴れ着は洋装でも大丈夫です。付き添いの人も着物でも洋装でもかまいませんが、主役は子どもなので、子どもより目立たないよう注意!

千歳まで生きてほしい

引きずるくらい長い袋も長寿祈願のため

引きずるくらい長い袋も
長寿祈願のため

七五三にかかせない「千歳飴」
「長くのびる飴のように、千年もの長い年月を健康に成長してほしい」という願いが込められています。江戸時代に浅草の飴屋がはじめたとされています。なんだか、バレンタインデーのような起源ですね(笑)

今回いただいた飴は棒状ではなく、普通の丸い形。確かにこちらの方が食べやすいです。

我が家の七五三レポート

「もう写真はいいよ~」と最後に撮った写真

「もう写真はいいよ~」と
最後に撮った写真

お参り当日、息子は朝早くに写真の前撮りをした写真館で着付けをしました(娘は私が着付け)。
2人には足袋や草履に慣れてもらうために数日前くらいから、家で履いて歩く練習をしていました。それでも、「すぐぬげちゃうよ~」と、ぎこちない歩き方でした。
娘はすぐに靴に変更(笑)。

神社に到着して両家の祖父母と合流しました。天気も良く、七五三で参拝に来ている方でにぎわっていました!!
すぐに祈祷の予約をして、祈祷は15分くらいで済み、境内での写真撮影をたくさんしました。髪に触ったり動き回ったりで、娘の髪飾りは何度も取れて、持って行ったヘアピンが大活躍しました。

その後、会食前に2人の着物を脱がせました。特に息子の着物はレンタルなので、汚したら大変!私服に着替えた2人は「疲れた~」と転がりまわっていました。

一般的に会食は和食が多いのですが、我が家はイタリアンに。というのも、実は神社近くの和食店は予約でいっぱいだったからなんです(涙)
でも、お店からお祝いプレートのデザートもいただいて、2人はとても嬉しそうでよかったです。

七五三のお参り、これを持っていくと安心!

小さいグミをパクッ。元気復活!

小さいグミをパクッ。元気復活!

楽しみにしていた七五三、普段とは違う着物で「着崩れてしまった」「写真を撮る時に髪が乱れていた」「なれない草履で疲れてぐずってしまった」などの体験談も耳にします。
我が家の体験もふまえて、「あると便利なグッズ」をご紹介します。

・履きなれた靴と靴下(必須!)
・着替え(着物を脱いだ後用に)
・ストロー付きの飲み物(着物を汚さないため)
・飴やガムなどのお菓子(子どものぐずり用)
・ウエットティッシュ(汚れをすぐに拭きとるため)
・ヘアピン(女の子用。髪が乱れた時用)

※あると便利
・大きめのハンカチ・タオル(着物のままお食事をする場合胸元にかけて汚れ防止)
・大判ストール(寒さ対策)
・スパッツ(寒さ対策。着物は足元が冷えます)
・洗濯バサミ(トイレに行く時に着物の裾を持ち上げて留める)

今回調べてみて、七五三は一つひとつの小物にまで意味があり、それぞれ親心が表れているのだなあと感じました。意味を知って七五三をより楽しめたと思います。
準備や当日の段取りは忙しく、大変なこともありますが、「子どもの成長を祝う節目」として家族そろって笑顔で七五三を迎えられるといいですね。

(ライター 志津香)

ままてぃママライター紹介はこちら
編集部 メンバー紹介