アメリカで体験したモンテッソーリ幼稚園(その1)~モンテッソーリ幼稚園はこんなプリスクールでした~

3年前、私は夫の転勤でアメリカ・ワシントン州に住んでいました。当時4歳だった娘が通ったのが、モンテッソーリ教育をしてくれるプリスクール※でした。 

※プリスクール:小学校入学前のほぼ2歳から5歳の子どもたちが学ぶ私立の教育機関。義務教育の小学校は日本の幼稚園の年長にあたる5歳児の「キンダーガーテン」から。

プリスクールの基本情報

◼︎場所:   地元の教会の1室(教会の一角を利用したプリスクールは多い)
◼︎対象年齢: 3歳のお誕生日~4歳児まで(おむつが外れていることが条件)
◼︎生徒数:  約20名
◼︎クラス:  1クラス(学年に関係なく、ひとつの教室で過ごす)
◼︎保育時間: 9:00~12:00(延長保育なし)
◼︎保育料:  約650ドル(1000ドル超の高いスクールもあるとか)
◼︎先生の数: 常勤3名
◼︎長期休暇:  夏休み(6月中旬~8月末)のほか、感謝祭休み、冬休み、春休み
◼︎サマースクール: 夏休み中に2回。希望者のみ。1回5日間で約100ドル

毎月つくるカレンダー

工作はバリエーション豊富で、これは毎月つくるカレンダー。数字や文字の練習にもなっています。

◼︎その他:
•毎日数名の保護者がボランティアで入り、先生にまじって、フォニックス(アルファベットの習得方法のこと)や音読をマンツーマンで教えてくれる。生徒ごとの進捗状況はチェックシートでこまかく管理。
•おやつは保護者の当番制。当番の日は、チーズ・フルーツ・シリアル・野菜スティック・幼児用クッキーなどから2品ぐらい用意して持参します。

こんな3時間を過ごします:スクールの時間割

Mother’s Dayに娘がペイントしたペン立て

Mother’s Dayに娘がペイントしたペン立て。グラデーションがとてもきれいに塗れてる!今でも私の宝物です。

9:00       登園
9:15~9:45  朝の会
10:30     スナックタイム(おやつ)
12:00     お迎え

これ以外の時間は、自由活動、工作、フォニックスや音読の個別指導、外遊びなどでした。時間割といっても、朝の会以外はあってないようなものですね。

おやつもみんなでそろって「いただきます!」ではなく、10:30ごろから食べたい子が好きな時間にセルフサービスで食べます。
もちろん、後かたづけも自分でやります。

(ライター S子)

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