[今日の輝くママ友]Vol.1「なつめや」の「やまざきともよ」さん

 

Vol.1 やまざき ともよ さん

【プロフィール】
職業 ハンドメイドの布小物屋、おうちサロン主宰
https://ja-jp.facebook.com/natsumeya2013/布小物屋「なつめや」では赤ちゃんから大人まで幅広い世代を対象に「これあったらいいな」という小物を制作し、イベント等で出店。
自宅をカフェ風に改装した「OHACAFE*なつめや」では、お手製のランチプレートなどが楽しめます。
お子さん 5歳(年長さん)と2歳の女の子、3人目を秋に出産予定
尊敬する人 坂本龍馬(発想力豊かなところ、失敗しても簡単に諦めないところが好き。)
バイブル本 「窓ぎわのトットちゃん(著 黒柳徹子)」
(個性を尊重する、失敗したらダメではないということを教えてくれた。子どもが出来たら、こんな子育てをしたいと思った。)

Q.今のお仕事をなぜ始めようと思ったのですか?

―「なつめや」は、通っていた習い事教室の先生の一言から始まりました。
たまたま娘に着せていた手づくりのスタイを見て、「売ってみたらどう?」と言ってくれて、「せっかくだからやってみよう」と思い立ち、マルシェに出店したのがきっかけです。
「OHACAFE*なつめや」は、お客さんが料理を食べて「おいしい!」と喜ぶ瞬間を見たくて!
「なつめや」にしても「OHACAFE*なつめや」にしても、幸せを届けられる、そんな場を作りたくて始めました。

きっかけとなった手づくりのスタイ

マルシェ出店時の様子。カラフルな小物が並ぶ

Q.仕事場は自宅がメインとなるともよさん。育児と仕事の両立に工夫していることはありますか?

―5歳の娘とコミュニケーションをきちんと取るようにしています。
例えば、「今からママは制作の時間にするけれど、その間どうしていたい?」と質問して、娘の答えをよく聞いた上で、どうするか一緒に決めるように心掛けています。

ママが制作中に隣でお絵描きして遊ぶことも

それからやはり、家族の協力が大きいです。次女は障害があるので外部に預けることが出来ないため、パパや祖母に見てもらったり、長女が面倒を見てくれたりします。

Q.「なつめや」と「OHACAFE*なつめや」を形にするまで苦労もあったかと思いますが、やりたいことを実現するまでにどうしてきましたか?

「好き!」という強い思いです。そして、できることをコツコツと積み重ねてきました。

実は育児ノイローゼになったことがあるともよさん。そんなとき救ってくれたのは大好きな手芸と料理だったそうです。

Q.育児しながら大変では?どうやってモチベーションをキープしているのですか?

―もちろん、「もうイヤ」って思う時もあります。人間だもの(笑)。
そんな時は、大好きな手芸と料理から離れます。夕飯もデパ地下のお惣菜で済ませたり、夫に作ってもらったりします。でもやらずにいると、またやりたくてうずうずしてくるんです。

自分一人の時間を持つことも大切にしています。おいしいものを食べたり、月に一回自分へのご褒美を与えたりとリフレッシュしています。おススメは自然に触れること。森や海に出かけて、鳥のさえずりや風の音をただ聞いているだけで気持ちが落ち着いてきます。散歩するだけでもいい気分転換になりますね。

Q.ちょっと自慢したいこだわりの育児方法ってありますか?

子どもの個性を大切にすることを心掛けています。何が好きなのか、その子らしさを見つけてあげたくて、よく観察しています。
「これをやりなさい」というような無理強いはしたくなくて。さまざまなシーンで、あえて本人に選ばせることをしています。どんな行動パターンを取るのか、何が好きなのか、いろいろと発見があって面白いです。これは、私だけでなく夫も同様で、二人で報告しあって共有しています。

―あとは、自主性を養いたくて、おこづかいを始めました。
お手伝いをしてくれたら1回10円。パパからボーナスが月に2回出て、1回につき50円。
自ら進んでお手伝いをしてくれて、最近では貯金してお菓子を買う楽しみも覚えたようです。

自分の好きなこと、やりたいことを知るってすごく大切だと思います。好きなことをしていると、自然とハッピーになりますよね。幸せな気持ちでいるとゆとりが出てきて、夫にも優しくできるし、子どもとも余裕を持って接することができます。ママがハッピーだとみんながハッピーになる。ママがハッピーでいることが大事と断言します!まずは、好きなことを見つけることです。

取材を終えて…

自分一人の時間を持つことは、後ろめたさや罪悪感も出たりして難しそう…。でも、ママもひとりの人間。「ママだって好きなことをどんどんやった方がいいですよ」という、ともよさんの言葉通り「好き」という思いは行動を起こす原動力になる。

子育てにおいては、育児本通りに子どもを当てはめるのではなく、そばにいるママやパパがきちんと向き合い、その子らしさを見つけてあげることにまなざしを向ける。「これまで自分の理想を押し付けていた育児の失敗から学んだことです」と語ってくれました。

仲の良い姉妹。今年の秋には二人ともお姉ちゃんに

「個性を大切にする」という言葉を繰り返し口にしていたことが印象的だったともよさん。子どもはもちろん、大人こそ自分らしさを失わないように、好きなことを見つけ実行していくことが大切なんだと気づかされました。
ともよさん、ありがとうございました。

 

(ライター mayumi)

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